パスタを茹でるときって、
基本的に塩を入れませんか?
塩を入れる意味は、
よく分からないものの、(笑)
なにか、暗黙のルールみたいな感じで
パスタを茹でるときは塩、なんです。
実際に塩を入れないで茹でても、
何も変わらないような気がしますよね。
結局はソースに絡めてしまうのだから。
それに健康的にも、
パスタを茹でるときに塩を入れない方が、
減塩で健康に良いのかもと思いませんか?
どうして、パスタを茹でるときに塩を入れるのか?
今回は、パスタの塩について
その疑問にお答えいたします。
どうしてパスタをゆでる時に塩を入れるの?入れないと・・・?
結論を申し上げると、
パスタを茹でるときに塩を入れるのには、
ちゃんと意味があることなんです。
実際にパスタを茹でたときに
塩を入れなかった場合は
ソースと絡んだときに、
パンチが少ない味になってしまいます。
まず、レストランでは食べないであろう・・・
パスタの味ですね。
ですから、パスタを茹でるときは
絶対に塩を入れるべきなんですよ。
塩を入れる理由ですが、
沸点が上昇する
塩を入れることで沸点が上昇します。
パスタを茹でるときは、
沸点が高い方が、
ムラがなく茹で上がると言われます。
パスタにコシがでる
塩を入れてパスタを茹でると、
パスタに含まれるタンパク質が溶けにくくなり、
コシがでます。
パスタがソースと絡み、
美味しい理由はデンプンによるもの。
デンプンは、
茹でると水と熱で糊化して柔らかくなります。
そしてパスタを、
モチモチとしていながらも、
中心に程よく芯が残る、
アルデンテのような食感にしてくれます。
うどんを湯がくときと同じなんですね
うん、そうだね!そばを茹でる時には入れないから注意するんだよ
味・ソースが絡みやすい
塩を入れた湯でパスタを茹でることで、
程よくパスタに塩気が移動します。
湯を切った後も塩味がついたパスタは、
しっとりとしていてソースと絡みやすい。
また、ソースを作る際も、
パスタの残り汁を足して作ることで塩味が加わり、
自然なソースが出来上がります。
パスタを茹でるときは、たっぷりの塩が必要なのです。
塩分濃度が高いお湯で茹でることで、
パスタのグルテンとナトリウムイオンが結合して、
パスタを伸びにくくしてくれます。
塩の量ですが、
基本的にケチってはいけません。
1Lの湯に対して、
最低でも10g~25gの塩が必要です。
もっと美味しく!パスタをゆでるコツや裏ワザとは?
パスタをより一層、
美味しく仕上げるコツは、
塩をケチらないことと、
レシピ通りに茹でることが基本です。
ソースによっては、
パスタの茹で時間を短めにすることも大事ですね。
クリーム系のソースは、
パスタとソースの熱がこもり、
パスタが伸びてしまう可能性があります。
パスタの袋に記載されている時間の、
約2分程度、早めにパスタをあげるといいですよ。
オヤジさんはなんでパスタのことを知っているんですか?
若い頃は洋食屋になりたかったからねー
色々勉強したもんさ
パスタは強火でゆでる
レストランなどでは火力が強く、
美味しいパスタを茹でることができます。
でも家庭だと、
火力は若干落ちてしまいます。
袋に記載されている茹で時間は、
強火で茹でた場合。
ですから、弱火で長々と茹でると、
コシもないパスタに仕上がってしまいます。
お湯にオリーブオイルを入れる
パスタを茹でる際に、
湯にオリーブオイルを少し加えるだけで、
パスタとパスタが、くっつきにくくなります。
またパスタにツヤもプラスされて
風味もよくなりますよ。
パスタを茹でる際は大きい鍋
パスタは大きな鍋でかきまわしながら
茹でることが基本です。
かきまわさないと
パスタにムラができてしまいます。
まとめ
パスタを茹でるときに塩を入れることは、
意外としっかりとした理由があるのです。
塩を入れることで、
引き締まったパスタができあがります。
全く意味がないことなら、
レストランのシェフも、パスタを茹でる際に
塩を入れることはないでしょう。
やはりプロが塩を入れて茹でているのですから、
理由は必ずあるのです。
家庭でパスタを茹でるときは、
塩を少なくしてしまいがちです。
基本は、海水のような塩水こそ、
パスタを美味しく茹で上げることができます。
是非ここは、怖がらずに塩を入れて、
パスタを茹でてみてください。
きっと、今までのパスタが何だったんだと
叫んでしまうこと、うけあいです!
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